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キャラの名前、本のタイトル 02/09/07

書いていて、名前や単語が、出てこないとき。
とりあえずすっ飛ばして、とにかく先へと進む。
空白ますをいくつかあけたままにしておく。

後日書くとき、
まず、前回書いた分を読み直し、
勢いつけてから(助走だね)、書きはじめる。
そのとき(つまり数日後)ぽろっと単語が出てくることが多い。

キャラの名前をつけるのはむずかしい。
編集さんは、w杯やオリンピックの選手名簿で見つけると早いといってますが、
それでもだめな場合。

仕方ないので、ここでハルナの最終手段、奥義を気前よく伝授しましょう。
これぞ天翔龍閃(あまかけるりゅうのひらめき)。メモの用意を。
まず、指を一本立てる。
(どの指でもかまわないが、
利き手でない方の手の指のほうが好ましい)。
目をつぶり(薄目はだめよ)キャラの姿を頭に思い浮かべながら、
その指を、おもむろに五十音表の上におろして、
さした文字を好きなだけひろい、点を付けたり丸をつけたり、
のばしたりつまらせたりして、名前らしく整える。
だれの名前とはいわないが、この最終手段でつけた名前は、けっこう多い。
(ワコ爺ごめん)

かくいうつい昨日も、「クィンの情けないお兄さん」の名前に困り、
トイレに走ったハルナだった。
え? どうしてトイレかって? 
だってほら、五十音表って必ずトイレに貼ってあるじゃない。
え?お宅のトイレには五十音表がない? 
あれ~おかしいなあ。どうしてだろう~?
(トイレの五十音表がごく日常的な風景になっている子育て歴15年四児の母だった)
ちなみにうちのはアンパンマンの五十音表です。

本の題名は、もっと重要。

『マリア ブランデンブルクの真珠』…応募原稿を郵便ポストに入れる三十分前、
題名に困っていたら 「天からぽろりとハルナの頭の中に降ってきた」

『王女リーズ テューダー朝の青い瞳』… 
ほぼ「天からぽろり」。ただ編集さんが頭に「王女」をつけてくれた。正解でした。

『ブロア物語 黄金(こがね)の海の守護天使』…「天ぽろ」

『テュロスの聖母』…「テュロスのなんとか」なんだけど、
どうしても降ってくる単語がなく、編集さんとさんざん相談して決めた。

『ミエザの深き眠り』…「天ぽろ」それもごく前半ですんなり。
自分でつけた中では一番気に入っている。

『碧きエーゲの恩寵』…「青きエーゲのなんとか」って私がいったのを、
編集さんが麗しくアレンジしてくれた。

『光と影のトラキア』…ぎりぎりになって「天ぽろ」

『煌(きら)めくヘルメスの下(もと)に』…もっとも苦しんだ題。
これに決まったいきさつはかっこわるすぎて書けない。
それにこの巻は書き終わってからのダメージがあんまり大きくて、
そのあと題をつけるのが本当に苦しかった。(自業自得)

『カルタゴの儚(はかな)き花嫁』…最後まで天から降ってくるものがなく、
完全にお手上げ。編集さんに頼んでつけてもらった。
なんて麗しい!花嫁ときたか~。(この巻のラストもダメージが大きかった)

『フェニキア紫の伝説』…ごく早い段階で「天ぽろ」

『マゼンタ色の黄昏』…マゼンタ色の黄昏なんかないよといわれつつ
「天ぽろ」(あるんだってば)

『薫風のフィレンツェ』…マゼンタのあとがきに書いた予告から
編集さんがつけてくれた。略して「薫フィレ」。なんかおいしそう。イタリア系だから?

『禁断のインノチェンティ』…「天ぽろ」

『聖女殉教』…「天ぽろ」必ずカタカナをいれるという慣例をやぶったが、
なにしろ「天ぽろ」だったのでしょうがない。神様のいうとおり。

『黒き樹海のメロヴェ』…ほぼ「天ぽろ」

『花降る千年王国』…これに決まったいきさつは、書けない。
(どうしても知りたい人は角川の編集さんにきいてくれ~)
でも、いいでしょう?

番外『銀の声をきく少女 Dolphin Moon』…苦労したよね○○さん。

まあ、こんなもんです(笑)。
みなさまご協力ほんとうにありがとうございました。
こんな作家で恐縮ですが、これからもなにとぞよろしく…。(ハルナ拝)

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