ある朝の風景 02/11/20
朝六時起床。
寒くって思わずもう一度布団の中に戻りたくなるが、
昨日気になったニュースがあったので、ニュースをつける。
高円宮さまやはりご逝去。あんなにお元気だったのに。
一階におりると、上の二人が『信長の野望』で天下取りの大詰め
(天下様は上杉謙信)
「あ、メールきてたよ」とpcチェック済みの長男。さんきゅー。
タイマーかけておいた炊飯器に四合のごはんが炊けていることを確認。
おみそ汁のだしの用意。焼き魚はあじの開きと紅じゃけ。
洗面所に行って洗濯機とりあえず六キロまわす
(水が冷たいが、この数年改良されて粉石けんがとても溶けやすくなったことに感謝)
洗面し、きがえて、厚焼き卵(卵四つ)、キュウリの浅漬け、海苔、常備菜をいくつか。リンゴ。
飲み物のリクエストは、コーヒー(主人)ミルクティー(長男)ココア(次男)
ちなみに私は抹茶入り玄米茶(生協にそういうのがあるのだ)。
みそ汁の具には小松菜ごっそりと卵。
(朝青菜をざくざく切るとき必ずトトロのさつきちゃんを思う)
それにしても、のどが痛い~。昨夜、子供会の来年の役員を決めるために
寒風吹く中、外で四十分も話し合いをしたせいか?
座ることなく中三男子の弁当。
レタスをしいたところにミートボールにピーマン、さつまいも煮、
ハムとジャガイモをバターでさっと炒めたの、あといくつか冷凍食品で隙を埋める。
ご飯の上にこぶとしゃけ。
「高円宮はたしかおれと同じ年だ」とつぶやきながら、席をたつ主人。
ご飯をかき込み終わった次男(小五)が最初に登校。
と、思ったら玄関でいきなり「わごむわごむ…」
図工に使うらしい。とってきてカバンにつめこんでやる。(輪ゴムで良かった…)
いってらっしゃ~いと、必ず元気な声で送り出す。
ここでテレビをNHK教育に。おじゃるまるの音量をあげてから、
まだもう一人寝ているのを起こす。
上の男の子二人はめちゃくちゃ朝方なので、おこす手間はいらないが、
そうはいかないのがこの長女(六歳)。私がんばって愛あふれる笑顔
「ほらほら今日はミカン狩りでしょ?新しい服着てくんでしょ?ん?ん?」
機嫌を損ねないように、細心の注意を払う。
三歳の三男坊がいつのまにかひとりで朝ご飯を食べているのを横目で確認しながら
(多少散らかしているのは目をつぶって)
長女のお弁当づくり。
ミニサイズのおにぎり、好物のエビフライ、うさぎさんのリンゴ、
ミートボールはピーマンと交互にピックに刺す。
ミニ鯛焼き。残ったおかずはすべて三男の前へ。
主人のネクタイを確かめて、いってらっしゃ~い。ハンカチが残り少ない。アイロン当てねば。
今日次男が給食当番の白衣を持って帰ってくるはずだから、いっしょに当てよう。
ここで長男が十五分後に着ていくはずのジャージの上が、
現在洗濯機の中でぐるぐる回っていることを発見!大失敗!
手ですすぎ脱水してドライヤーで乾かす。う~やっぱ乾燥機がほしい~。
ぼうっとしている長女におにぎりをにぎらせて、
三男の保育ノートを書く。来月に迫ったお遊戯会の話題が中心。
先生たちが書いたものはいつも私を笑わしてくれる。
私もお返しにいろいろ書くので、四月からもう四冊目だ。
生乾きのジャージを着た長男が弁当を持って登校。
風邪をひかないことを祈りながら、
私立高校の入学説明会の申し込みすることを再確認(彼は一応受験生)
いってらっしゃ~い。とってかえして
長女のミカン狩りの持ち物確認。レインコートが必要そう。
三男の着替え(お下のお世話)
長女にアトピーの薬を二種類塗ってやってから、髪を直す(女の子はこれが一手間)
今日はハム太郎のリボンちゃんのゴムとぱっちんどめで決まり!
洗濯機が終わっていたので、二度目の洗濯(六キロ)まわしてから、
愛車のチャイルドシートに二人をくくりつけて、保育園へ。
片道五分!…とはいうものの、つい先日、
私のすぐ前を走っていた車が急に止まり、先に行けと合図した--
つまり思いきり後ろからまくってしまった私でした。
安全運転に心がける。
ラジオをきいてて、ふと気づいた。
(今日って、結婚記念日じゃない?)
駐車場があくのをしばらく待って、長女だけを保育園でおろし
(みかんたくさんとってきて~)三男をのせたまま、整形外科へ。
今日で三回目。先生いわく
「ああもういいですね。骨が折れてなくて本当によかった」
「ありがとうございました~」
整形外科は老人たちでいやになるほどにぎわっていて、
可愛い三男はいくたびにいろんなひとに声をかけられる。
逃げるようにして、もう一度保育園へ。
三男をオザ先生に預けて、帰宅。
みんな元気に出かけたことを、神様に感謝。
「ねえ○○忘れた~昇降口まで持ってきて~」
なんてふざけた留守電が入ってないことを確認してから、
六人家族の四日分のゴミをえっちらおっちら収集所まで運び、
とって返して、二回分計十二キロの洗濯物を干す。
曇天。雨が降ったらすぐ中に入れることを頭のすみにとどめておく。
布団はとても干せない。
生協さんの配達の日なので、
返す発泡スチロールの箱とか注文書を外に出しておく。
ついでに水枯れしてないか庭の花々をみてまわり、
あぶなそうな鉢二、三にじょうろで水をやる。
ヴィオラがとってもきれいで癒される。
ダイニングに座る。
ちょうど十時半。
新聞とちらしに目を通しながら、さめたコーヒーを飲み、残り物をつまみながら、
夜の献立を考える。結婚記念日だから、ケーキでも買ってくるかな。
でも今夜は長男がナイターでテニスだしな…。
マンション買いませんか、と唐突に電話がかかってくる。
玄関をピンポンしてきたのは、宗教関係のおばさま。
この世の中に本当の平和が訪れてほしいそう(私も全く同感です)
あとは、乳酸飲料とりませんか…
家のペンキをぬりかえませんか…
住宅ローンをかりかえませんか…
家庭教師いりませんか…。
そして灯油の販売車がゆっくりゆっくり走る。
『♪きったかぜぇ~~こぞお~~の~』
以上、ハルナの今朝の風景でした。
まあだいたい毎朝こんな騒ぎです。
ただ一つだけ、決定的に違うのは、
このあと、仕事にかからずに、こうしてpcを開いたことさ。
だって、ようやっと書き上げたんだもの~。
(関係者のみなさまがた、原稿が遅れてたいへんご迷惑おかけいたしました。
この場を借りて、平謝りです)
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