戒(いまし)めの クリスマスローズ 04/03/26
クリスマスローズは
「春だぞ」
と、声をかけてくれる花。
ガーデニングの季節の到来を、告げてくれる花。
この花をみつけたら、手芸やお菓子作りなんて、やってはいられません。
さあ、庭に出なければ。
お店でクリスマスローズがまるで、ロシアの入れ子のおもちゃ(あれ、なんていったっけ?)のように
ずらり背の順に並べられていて、
一番大きな数千円のクリスマスローズ(赤系)の花鉢が、なんて見事!
「すてき」
それで、反対側の一番端に並んでいた、
一番小さな数百円のおちびさんを、買ってきたわけです。
なぜおちびさんかというと…なぜかしら。
小さいうちから育てるのが好き…だからなんだけれど、
単なるけちなのかも。(笑)
で、ローリエの根元に、そっとおろしたのですが、
当然その年は、咲かずじまい。
翌年の2002年も、まったくつぼみがつかず。
場所が悪かったかしら。
いくらクリスマスローズが日陰OKでも、地中がローリエの根っこだらけでは…。
でもようやく2年目の2003年に、待望の花が、三輪!
純白の一重。
赤だとばかり思っていました。なんだかとっても可笑しかった。
そして3年目の2004年は、
八輪ほどだけですが、咲いてくれそうです。ああうれしい。
とにかく、マイペースなクリスマスローズ。
ゆったり、ゆったりと、見守ってあげなければならないらしいです。
忘れたころに、突然花開き、凛とした姿を、
なんとそのまま、何週間もみせてくれるのです。
ふと、反省。
要領の悪い子供を見ると、ついつい口やら手を出したくなります。
でも、時期が来れば、必ず、しっかりとした花をつけてくれるはず。そう信じて、
クリスマスローズの花を待つように、
ゆったり、ゆったりと、見守ってあげたい…
が、これが、かんたんなようで、むずかしい。
というわけで、我が家のクリスマスローズの花は、
ガーデニングの季節の到来を、一番最初に告げてくれるうえに、
母としてのありかたを、あらためて私に戒(いまし)めてもくれる、
ありがたい、ありがたい、花なのであります
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