神の手を持つ絵師 05/05/26
洗濯を干しながら、なにげなくみていた番組に、
途中から完全にみいってしまった。
NHKハイビジョンsp 『神の手を持つ絵師 若冲(じゃくちゅう) 』
若冲(…久しぶりにatokの文字パレットを開いた…)は、江戸時代の絵師。
こういう分野には、とことん弱い私で、もちろん知らなかった。
でも、はまったよ~。
画像がきれいなのはもちろん、解説も丁寧。
部分的に、ちょっとした劇仕立てにもなっていて、
ラストのちょっとした遭遇には、心をくすぐられる。
(京都ことばをほんわかと話す若冲を演じたのは、岸部一徳さん)
なんといっても、
とにかく、作品がすごい。こんな画家がいたんだなあ。
アメリカ人コレクターが登場したのも、味わい深かった。
さいごの ”off course” が、重い意味を含みながら、いかにも幸せそう。
思わず、「あなたの前世はきっと京都人ですね」といいたくなったが、
前世という意味を、どうとらえるだろう。
ということで、ひたすらしっぽりと、午前中を過ごし、
京都の名刹を、ひっそりと訪れたような気分になる。
風邪で休園した五歳児にひたすらつきあった昨日の反動もあって、
静かな余韻が、なんとも心地よい。
(放送が昨日だったらとてもみられなかった。ラッキーだった~)
余計なCMも入らないし、
こういう、魂込めて作られた番組をみると、
NHK受信料ひとつき二千いくらかが、とってもお得に思える。
いい時間をありがとう。
さあ、『王様のレストラン(再)』が始まる三時まで、お仕事に専念!
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