衣替えだぁ 05/10/13
今年も、友人Mが、勝ち誇った目で私をみながら、
ふっと笑った。
「うちは、終わったよ」
悔しくて地団駄ふむ私。まだ終わってない~
「そりゃ、あなたのところは四人子どもがいるっていったって、
全員女の子なんだし、
二歳ずつ離れているだけだから、
小さくなった服を、
順繰りに下の子にまわしていけばいいわけでしょ?
うちはね、そういうわけにいかないの。
年が、四つも五つも離れてるから、
小さくなった服を、そのまま下の子にまわしたらぶかぶかなの!
押入で何年か寝かしておかなきゃいけないの!
(この寝かし具合が、流行もあって、なかなかむずかしい)
それに、三番目だけが女の子で、
そこだけピンクが混じるの!
男物は、とばさなきゃいけないの。
毎年春と秋、
本当にやっかいなのが、
四人の子供たちの「衣替え」。
でも、
昔、兄たちが着ていた服を、兄似の三男坊に着せれば、
たちまち昔にタイムトリップできる。
その感覚は、写真やビデオより、はるかに生々しい。
においや、手触りとともに、よみがえってくるからだ。
この服を着た長男と、
手をつないで、大山のケーブルカーにのったなあ…。
ああ、ぼうっと思い出にひたっているわけにはいきません。
明日からまた雨だっていうし。
衣替え、衣替え…
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