堀井学さん 06/02/19
トリノオリンピックにおける私の一番の収穫は、
ひょっとすると、堀井学さんになるかもしれない。
長野オリンピックで、堀井さんが清水選手のように、
見事な花を咲かせることができなかった時、
私は、
この不本意な負け方をした青年が、これから先、どういうふうに生きていくのか、
本当に心配だった。気になってしょうがなかった。
競技し続ける清水のニュースをみるたび、堀井さんのことが思い出された。
いまなにをしているのかなあ。
そして今回のオリンピック、
堀井さんは、解説者として登場した。
結局どの選手もメダルをとることはできなかったけれど、
堀井さんは、その選手がどんな苦労を乗り越え、どんな人々に支えられてきたか、
しっかりと私たちに伝えてくれ、
はげまし、力づけ、奮闘をねぎらい、これからを期待した。
泣き出した選手に、「これは将来につながる涙ですから」といったことばの重さ。
外国の有力選手の解説も丁寧だった。
「スケートを習っているひとたちは、この組の選手たちの技術をよくみて」
なにより感心したのは、堀井さんの日本語がすばらしく美しい上に、
かつぜつがアナウンサー並に優れていて、
さらに、声が、超ハンサムなのだ。私は本当に感動した。
あのスキンヘッドの堀井学さんが、
スピードスケートを愛するすばらしい解説者として、私たちの前にもどって来てくれた。
こんなにうれしいことはないぞ~
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コメント
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kyara-mamaさまこんにちわ。misaoさんちでよくお見かけしてます(笑)
そうでしょ?堀井さんの声って、ほんと素敵ですよね!あ、「声は」っていうのは、失礼か…全部ひっくるめて素敵です(笑)よく講演をされてるようなので、参加したいなあ。
投稿: まだむ | 2006.02.24 17:04
まだむ、はじめてお邪魔させていただきます。
misaoさんところに時々お邪魔している者です。
堀井学さんの解説、本当にすばらしかったです。
アマチュアの、競技者の立場に立った、真摯なことばに、
ああこの人は苦労して大人になった人なのだなと感じました。
そして・・・
>声が超ハンサム!!
同感です!!
彼のおかげで、スピードスケートがとても面白い競技に思えました。
これで、スピードスケートの裾野が広がればいいですね。
投稿: kyara-mama | 2006.02.23 00:48