« 2006年4月 | トップページ | 2006年7月 »
その日は、
湘南新宿ラインがくるまでまだ時間があったので、
駅ビルに入っている、文房具やさんをのぞいてみた。
手帳売場には、まだ
4月はじまりの手帳がずらっと並んでいたし、
なんと、
1月はじまり(2006年のだよ)の手帳だって、半額で売られてた。
うれしいぞ~。
というのも、
手帳選びについては、ちょっとわがままな私。
昨年秋の手帳選びに大失敗し、
その後もさんざんさがしたものの、
しっくり合う手帳に、いまだに出会えないでいたからだ。
秋の手帳シーズンまでもう買えないだろうなあとあきらめつつ、
いまだに、
こんな処分品手帳コーナーを、未練がましくうろついている。
ふと、
いつも目のいかない、奥の棚までのぞいたら、
そこに、私を待っていた。
株式会社「ミドリ」のprd-7
見開き1週間のバーチカルタイプ。
215×125のスリムだけどしっかりしたボディ。かがり綴じ製本。
とにかく、丁寧な作り。
「こ、これだ~」
(ゴムバンドは、そのあと銀座伊東屋でgetしたもの。
休日の赤丸は私が書いた)
半額でなくても、買っていたかも知れない。
ということで、
ようやくしっくりくる手帳をgetできました(笑)
「カバーが真っ赤」以外は、まるであつらえたみたいに気に入ってます。
紙質も上等♪
(この手帳についてはこちらがくわしい)
外国の手帳が優れていると思いこんでいたのは、
ネットの評判を鵜呑みにしたからだ。
反省反省。
国産の手帳だって、こんなにすばらしい。
なにしろ使いやすい。
あ~早く秋の手帳シーズンがこないかなあ。
来年は、最初のページから使うぞ。
(なにしろ前半分が真っ白。もったいな~い)
さてさて、
Bunkamuraザ・ミュージアムで開催されている、
展覧会『ポンペイの輝き 古代ローマ都市最後の日』に入場。
ポンペイの遺跡は、すごいです。
なにがすごいかというと、
たとえば、
きれいなエメラルドのネックレスが展示してあるとすると、
「このエメラルドのネックレスを持っていたのは、
この街区の、ここらへんで倒れていたご婦人で、
多分、逃げていた途中で、
彼女はその他にも、こんなものも持っていて、
まわりには、こんなひと(たとえば子供とか、奴隷とか)もいっしょに倒れていた」
みたいなことがわかるのです。
もっとすごいことには、
その人の「亡骸」もみることができること。
遺体が、火山灰の中で埋もれ、やがて空洞となり、
発掘するとき型にとると、
うずくまったそのままの姿があらわれるのです。
これは、衝撃的です。
「この人が持って逃げようとしていたんだ」
他の古代文明展では、考えられません。
いままでに1000体を越える「亡骸」がみつかっているそう。
2000年近く前、
確かにこの町で、人々が、それぞれの人生を生きていたのです。
ところが、
西暦79年8月24日昼過ぎ、突然、大噴火におそわれ、
身の危険を感じた人々は、
それぞれの一番大切な財産をもって、なんとか逃げようとしたのです。
親の形見だったかもしれない。
ある男性は、外科医療の器具一式をもっていました。
武器をもっていた男性は兵士らしい。
財布の中にいくら入っていたかもわかります。
高貴な女性が剣闘士宿舎で亡くなったのは、
いったいどういういきさつがあったんだろう。
展示の中でも、
3、4才くらいの子供の亡骸は、目鼻立ちもかなりはっきりわかって、
本当に痛々しい。
いっしょに倒れていた二人の大人は、
おとうさんとおかあさんなのかな。
こわかっただろうね。
貴金属をみるだけでもすばらしいです。
エメラルドがきれいだったなあ。
金細工なんかも、
さっき道玄坂ですれ違った「おねいさん」が身につけていたといわれても、
違和感がないくらい、きれいで斬新。
それに、私の好きなローマ時代の古ガラスをたくさんみることができました。
水差し、香油入れ、髪留め。
もう、
最初から最後まで想像力をかきたてられっぱなし。
頭の中がたいへんなことになります。
素敵なカフェBunkamura ドゥ マゴ パリで図録をみながら、クールダウン。
このカフェはいいなあ――渋谷の隠れ(避難)場所をひとつみつけたぞ。
町が、そのままそっくり封印されたポンペイ。
ぜひ行ってみたい遺跡のひとつです。
去年、大好きなるりまつりが青も白もたくさん咲いてくれて、
それはそれはうれしかったんだけど、
ずぼらな私は、めんどくさくて、
花がらつみを、あんまりしなかったのでした…。
先日(5月3日)のこと
元気に冬を越してくれたるりまつりの大鉢を
「よしよし♪」とながめていたら、
鉢のすみに、どこかで見覚えのあるちび芽sを発見。
え、え~っ?
去年種を蒔いて育てたからわかる、
これって、るりまつりのちび芽だ。こぼれ種が芽を出したんだ。
それも、3つ~~~
思わず、庭の中心で、ずぼらバンザイ!と叫ぶ私。
今日(5月18日)の写真。大きくなったでしょ♪
もうるりまつりに間違いありません。
青かなあ。白かなあ。
もうちょっと日がさしてくれれば、
ぐうんと大きくなるんだけどな。
どうにかならんかこの天気。
展覧会『ポンペイの輝き 古代ローマ都市最後の日』の、
開催記念講演会が、土曜日にありました。
解説は、ポンペイ研究の第一人者であり、同展を監修した、
青柳正規・国立西洋美術館館長です。
数年前、
NHKがリビアを紹介した特別番組をみていて、レプティス・マグナという
とても魅力的な古代ローマ遺跡を知ったのですが、
その番組のナビが、当時東大教授だった、青柳先生でした。
シルバーグレイと、張りのあるバリトンが、ダンディーで素敵♪
ポンペイの写真を紹介しながら、
わかりやすく、かつ精力的に解説してくださって、
1時間半が、「あっ」というまでした。
先生が先日発掘された
ソンマ・ヴェスヴィアーナの女性像(ペプロフォロス)の解説もあり、
発掘の裏話もいろいろあり、
おもしろかった~(会場も沸いていた)
「たとえ」がお上手で、
たとえば、
「ここらへんは、別荘が集まっていた地区に近く、
ちょうど、軽井沢の駅前みたいな感じですね」とか。
もし私がいま、中学生か高校生だったら、
先生にあこがれ、
間違いなく、こういう分野をめざしていたに違いない…(笑)
で、
なるほどなあと思ったのは、
ポンペイがあるイタリアのこの地方が、とても住みごごちが良いということ。
夏は海風がふいて涼しく、冬は暖かく、
土地も豊かで、麦も年に二回収穫できるとか。
あくせく仕事をしなくても、
小さい畑があれば、十分暮らしていけるそう。
ワインもおいしくて、
山並みも、海岸線も美しく、
たとえ、地震が多かったり、
すごく危険な火山があるとわかっていても、
なかなか離れられないとか…なるほど。
なんだか日本と似ていますなぁ。
(外国の友人に、
なんでそんな危険な国に住んでいるんだといわれ続けている私)
さて、講演も終わり、
そのままいよいよ、Bunkamuraザ・ミュージアムでやっている
『ポンペイの輝き』展へ…
と思ったら、手前にすごい行列!
なにごとかと思ったら、
『白夜の女騎士(ワルキューレ)』
ああ、みたよなあ夢の遊眠社。ありゃいったい何十年前…
さてさて、人並みをかきわけ、
いよいよ『ポンペイの輝き』展へ入場です…。(その2に続く)
去年の6月、Yoyoさんのブログで一目惚れ♪
タキイの種を蒔いたのが9月25日。
すくすくと元気に育ち、
ようやくおあいすることができました。アグロステンマ混合♪
想像していたよりも花が大きく(7、8センチはある)
それでいて、雨にも強くてしっかりしてるし、
一株でた~くさん咲いてくれます(写真で4株)
別名「麦なでしこ」。ヨーロッパでは麦畑のそばに咲く雑草らしい。
たしかに強健だあ。
背は高いが(1メートルくらい)、これはおすすめですよ。
雨に濡れるアグロステンマ「桜貝」
なにしろ、「これが5月?」ってくらいうっとうしい天気が続いているのに、
へこたれません。
我が家のレギュラーになってくれそう♪Yoyoさんに感謝です。
お向かいのNさんからいただいたたけのこで、たけのこご飯。
ご飯をよそってから、
ちょんちょん、と、山椒をつんでくる。
この山椒は、鳥さんからの贈り物。
おすましや親子丼には三つ葉。
数年前に買った根みつばの根っこを植えてから、
毎年こぼれ種であっちこっちに。
お肉を煮込むときはローリエ。
大木になってしまい、もう手が負えない。
小袋にいれてプレゼントすると喜ばれる。
野球部でカレーを数十人分つくったときも、ごっそり入れた。
そうめんにはしそ。
これもこぼれ種であっちこっち。
香りの高い苗だけを育てる。
紅茶には、その日の気分で、アップルミントか、ジャーマンカモミール。
サニーレタスは、毎年種から育てる。
お弁当に入れる分、ちょんちょんと二、三枚摘んでくる、午前六時。
ちょんちょんと摘んできて食べるのは、無上の喜び。
ふきのとうの天ぷらはおいしかった。
山桑の実も色づいてきた。ラズベリーもつぼみがついた。
プチトマトのアイコも芽をだした。
バジルも芽を出した。
ブラックベリーはまだかな。みょうがはまだかな。
これからもっともっと、
ちょんちょんと摘んでくる喜び。
名前がわかったので、再登場のクラーキア・プルケラ。
(misaoさんありがとう!)
ワイルドフラワーのミックス種袋から咲いただけあって、
たしかにワイルド。
風にも負けず雨にも負けず、
多少の乾きにもめげず、
ごらんの通り、下からどんどんつぼみがのぼってくるし、
名前で検索したところ、こぼれ種も期待できるとか♪
なのに純白ひらひら~ときたもんだ。
「見かけは繊細。だけどタフ」なお花が好きな私と、相性よさそうで楽しみ。
ようこそうちの庭へ♪よき住人になってください。
「連休終わってやっとお仕事~♪」
と、昨日ははしゃいでいたが、
す~っかり忘れてたよ。今日が家庭訪問だってことを。
次男(中三)の担任、体育の男の先生なんだけど、
なんと、子供の部屋まで見るらしいという情報が入ってたので、
必死でかたづけました(汗)
で、
ほんとに二階まで上がってみていったよ~近頃めずらしい!
生徒をより深く理解したいという、熱意は感じましたな。
近所の信用金庫のチラシに、
ホチキスでくっつけられていた、小さな小さな種袋。
なになに、「美女撫子」だって? え、書いてあるのは、これだけ?
いったいいつごろ蒔いたらいいんだよ。どうやって蒔いたらいいんだよ。どうやってお手入れするんだよ。水やりは?冬越しはどうするんだよ~~
なんとかなるものです。(ほっ)
たとえタイプの花でなくても、
種袋を手に入れたら、蒔かずにはいられない。
あの日、
どのくらいたくさん種袋が配布されたんだろう。
おまえの仲間が
どこかご近所で、咲いているのかなあ。
さてさて、大型連休もようやく終わり。
久しぶりに、ひとり、ゆったりとくつろいでおります(笑)
昼ご飯なんかつくるもんか。
やっと仕事ができるぞ~~~~
去年の4月に種をまいた、
サカタのペチュニアクリーピアホワイト、
ほとんどすべての株が、ぶじ冬を越し、
また咲き始めてくれました♪
香るんだよ~この子。月の光の下もまたよし。
種をまいた去年の開花は、七月だったので、
こんなふうに、春の花といっしょの風景ははじめて。
「すばらしい!」
と、思わず千石さん(@王様のレストラン)で自画自賛♪
ノースポール、わすれな草、シレネ(ふくろなでしこ)、
ネメシア(以上ぜんぶこぼれ種)といっしょに、クリーピア。
この大鉢のクリーピアは、去年の11月には下のようでした。
この、根元にでてきたちっこい元気な芽が処分できなくてね~
なるようになれ~と、切りつめて残したわけです。
根元に腐葉土をしいただけで、みごとに冬越し♪
すばらしい!
「クリーピアいいよ~」と教えてくれたhimeに感謝です。
ああ、このすずらんの香り。たまりません♪
いったい何本の花芽が上がってきてくれるかなあと、
毎年楽しみな、すずらんの鉢。
しかし、
去年は、こぼれ種のわすれな草とヴィオラに圧倒されて、
せっかく咲いたすずらん、いったいどこ~という状態。(こちら)
だから今シーズンは、
わすれな草やヴィオラのちび芽を見つけ次第、移動させようと、
かたくかた~く決意していたのですが、
なんと、去年の夏は涼しくて、
わすれな草の株が、そのまま夏を越してしまった~。
掘り返すのも、すずらんの地下茎を痛めそうでこわいし。
ということで、
ことしも仲良く共存共栄。
あなたたちって、ほんとに仲良し。
え、そういうわけじゃないの?(笑)