「千の風になって」 07/01/25
NHKハイビジョンスペシャル「千の風になって」(再)
番組では、アメリカなども行くのだけれど、
特に、アイルランドの旅が心にしみた。
肉親を失った普通の人が、
この詩、知ってる知ってる、と朗読してくれたり。
別に、特別な死に方じゃない。
普通のひとが、新聞記事にもならないような普通の死に方をしても、
残された肉親ひとりひとりにとっては、
その死を受け入れるまで、とてつもない葛藤がある。
死んだ人の魂は、たとえば風や雨や光みたいなもんだという考えは、
ケルトや、アメリカの先住民族に共通しているようだ。
キリスト教とは相容れないのかしら。
私なんかは、「死んだら骨はぱあ~っと相模湾にまいてね」と
前々から家族に言い置いているような人間だから、
墓地なんかにはいないよというこの思いは、
とってもしっくりくる。
この歌は、
紅白ではじめてきちんときいて、感動した。
(だから紅白歌合戦はみるんだ。
私が知らない素晴らしい歌い手さんを知ることができるから。
今年はアンジェラアキさんもすばらしかった)
でも、朗々と歌うテノールの「千の風になって」もいいが、
番組できいた、アイリッシュハープ&ボーイソプラノ(リベラ)のバージョンは、心にしみました。
東芝EMIのサイトのこちらで試聴できます。これはチェックだ。
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