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オーボエとは。  07/10/19

夕ご飯の用意をしながらラジオを聴いていたら、
「元」オーボエ奏者の宮本文昭さんの話がとてもおもしろくて、
ひきこまれた。
なにしろ夕ご飯の用意をしながらだったので、ちょっと不確かだが、

宮本さんが、クラシックをやろうと思い立ったとき、
すでに、弦楽器をはじめるには遅すぎた。
鍵盤楽器は、弾けるひとがたくさんいる。
で、
残りのオーケストラの楽器の中で、
音がトランペットのように大きくなくて狭い部屋でも練習でき、
かつ、比較的安いのが、「オーボエ」

私は思った。(でも「オーボエ」って、音あわせでまず最初に「ラー」の音をだす、
とっても重要な楽器だよ。そんないい加減なことでいいのかい?)

すると、宮本さんいわく、
オーボエは、オーケストラの中で、もっとも融通のきかない楽器なのだそうだ。
音あわせで最初の音をだしながら、
「きょうはここらへんで勘弁してくれ~」とみんなにお願いしているらしい(笑)
そうか、
音をあわせるのが一番苦手だから、オーボエの「ラー」にみんながあわせてあげるのだ。
なぜか勝手に、しっかりものの楽器なので、オーボエから始めるのだと思いこんでいた。
可笑しかった。

そのあと朝の連ドラ「あすか」のテーマ。
融通のきかないオーボエが、美しい。

実は、先日生のオーケストラを聴いて以来、
やっぱり楽器はいいなあと思い、
長女に、中学校に入ったら吹奏楽をやれと、しきりにけしかけている。
オーボエいいなあ。融通のきかない娘に融通のきかないオーボエ。
うん。いいんじゃないの?

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