自由はチキン! 11/10/05

三男坊は質問魔だ。

(「坂の上の雲」再放送をみながら)
「『豪傑』って?」

(河野太○(地元選出)のポスターをみながら
 「『ごまめのはぎしり』って?」)

「亜熱帯の『亜』ってどういう意味?」

「インサイダー取引って?」

「恐喝とゆすりはどう違う」

「極右って?」

彼が週末、新聞のパズルかなんかをやってて、
7つの文字はわかったんだけど、
意味がわからないという。

  「自由はチキン」

みなで首をひねったが、わからない。
自由はチキンって何の意味?自由はチキン?

そういえば「バックトゥーザフューチャー」で
「チキン」はキーワードだったよなぁ。
なにか関係ある?とか、
あ~だこ~だ

自由は…  11/10/05

十八金。


すかさず、
「十八金ってなに?」


子育てとは、頭の格闘技…(涙)

少年野球、楽し忙し。 11/06/20

少年野球のお手伝いで、日曜はずっと校庭。
朝8時集合、
練習試合が組まれていたので、
水たまりの水をスポンジで抜き出し、
校門に立って相手チームの車を駐車位置まで誘導、
テントを組み立てて、審判にお茶だしの用意、
バケツに水くんでタオル出しの用意、
OBコーチのお昼の買い出し、試合の応援、
途中おなかが痛くなった子のお母さんに頼まれ
ビオフェルミン買いにドラッグストアに走り、
監督コーチにお昼のお茶だし、
遅いお昼をかきこみながら(2時)
みんなで夏のイベント(BBQ)の打ち合わせあれこれ、
前日の練習で雨でぐちゃぐちゃになったブルーシート4枚を洗って鉄棒に干し、
ボールが3個足りないというので、校庭中を探し、
乾いたブルーシートをたたんでしまい…。

家に帰宅したのは、18時半。

てな感じで、仕事目白押し。
たくさんの母たちが、それぞれ臨機応変にさばく。
最近じゃあ「ママ友」っていうのかい?
そりゃいろんなママがいるから、多少のもめ事もあるさ。
がっはっは。

無理してまとめることはない。
うち負かす必要もない。
性根を入れ替えてやろうなんて、間違っても思わない。
とにかく、双方の言い分をじっくりきいてやること。
いったりきたり、奔走すること。

「修行」
これは神が私に課した「修行」だと思うことにしている。
余裕の笑顔のまま、この「修行」を終えることができたとき、
私の経験値は、必ずupしているはずだ。

困難は、成長するチャンス。
(困難がない日々をただ漫然と送れば、現状維持がやっと)

向かい風の方が、一気に高く舞い上がることができる。
(追い風では、高く飛翔できない)

てなわけで、
せっかくのチャンスだ。飛翔してやろうじゃないか。
来年3月、卒業のお別れ会で、私は必ず不敵に笑ってみせる。
がっはっは。

屋上へ避難訓練 11/06/18

小学校で、地震避難訓練。

これまでは、机の下にしばらくもぐり、
それから、校庭へ出て整列。

ところが、この震災で、がらりとかわった。
児童は全員、屋上に避難することになったのだ。
もちろん、津波対策。

海(相模湾)はね、そんなに近いわけではない。
自転車で、20分くらいかかる。
距離にすると2、3キロはあるだろう。

だからあんまり切迫感はない。
三男坊は、6年生にして初めて
自分の小学校の屋上に上がることができて、
なんだか楽しそう。
私たちも、
「まさかここまで」
と頭のどこかで思っている。

けれど、
「まさかここまで」のところが
今回実際にひどい被害にあっているのだから、
心づもりだけはしておかないと。

市内には、もっともっと海に近いところに、
いくつも小学校があり、
中には、
屋上にフェンスすらない小学校もあって、
まずあわててフェンスをつける工事をはじめたそうだ。

長女は高校受験。
第一希望の高校が、「校門出たら目の前砂浜」
「プライベートビーチみたい」っていうか、「校庭=砂浜」
「入学すると浜ボケする」といわれてる高校。

う~~~ん…(汗)

美容院で泣いた。  11/06/16

久しぶりに、いきつけの美容院。
ちょっと前からゆるゆるウェーブにしているのが
あまりにものびてしまったので、
カットしてカラーしてウェーブかけなおしてトリートメントして
頭皮マッサージしてもらったら、ほとんど丸一日。
でも居心地いいんだ。内装がかわいくて素敵で。
コーヒーも二杯いただきました(笑)

カットの超上手な店長さんが、
石巻にボランティアでカットに行った話を聞く。

そして、上手に頭皮マッサージしてくれたK太君。
彼の元気な弟は、うちの元気な次男と同級生だった。
いいお友達だった。
もうすぐ三回忌だね、と話してしみじみ。
「最期に兄貴に言いのこしたことば」を、きいて、
思わず泣き笑い。

 「俺の服着るなよ」

あ~泣いた。

美容院で、はじめて泣いたゼ。

卒業式は…  11/05/17

久々の旗振り当番だ。
朝の登校時間に、交差点に立つ。

学校のすぐ近くの交差点なので、
手の空いてるときは、教頭先生もいっしょに立ってくれる。
子どもが来ないときは、
あれこれおしゃべりする。

体育館の耐震工事の話になる。

5月の運動会が終わりしだい、工事に取りかかるはずだった。

だが、延期になった。

体育館の一階に、家庭科室などがあるのだが、
耐震工事の間は、プレハブを建てて、移すはずだった。

そのプレハブの工事が始まっていない。
もちろん、
プレハブの資材が、すべて東北に行っているからだ。

工事が始まるのが延期になったということは、
完成するのも遅れるだろうということで、
つまり、
六年生は、どこかよそで卒業式をやることになりそうだ。

(多分、入学する中学校の体育館を借りることになりそう)

ひたすら申し訳なさそうな教頭先生。

だが、6年生の親である私は笑った。

「だいじょぶ先生、母達はだれも文句言ったりしてないですよ。
子ども達がかわいそうだなんて、だれも思ってません。
だって、あちらの子ども達のことを思えば…」

かえって記憶に残るだろう。
あの年に、小学校を卒業したのだ、と。

多少場所が違うとはいえ、
卒業式を、ちゃんとしてもらえるだけでも幸せなのだ。
いつもの学校でいつもの友達とあえる、
そんな普通の日々を、
一日一日、愛おしんで、大切に過ごしてほしい。

本当にバカ(涙)  11/05/16    

あれ以来、
新聞を読んでは泣くのが日課だ。

今日、私の涙腺をゆるませた記事。

「…避難を余儀なくされている高校の野球部が、
練習を再開しつつある。

第一原発から14キロにある高校の野球部の主将らは、
4月22日に立ち入り禁止になる直前、
部室に置いたままだった
野球道具を親と取りに戻り、
軽トラックと乗用車2台いっぱいに、
バットやボール、ヘルメットなどを詰め込んだ。
練習が再開され、
道具がそろってることに驚いた監督は

「おめえら、本当にバカか」

と、目を潤ませた…」

一回目読んだときは、私も「バカか」と思った。

もう一度読み直して、泣けた。

高校球児の母だったからわかる。
きっと私が親でも、決死の覚悟で車を出しただろう。
高校生の子どもたちへの放射能の影響を心配しながら、
最後のボール一個まで、ぎゅうぎゅうに詰め込んだことだろう。
ばかだなあ。ほんとにばかだ。

あんなこと、こんなことがみんな、
何年か、何十年かたって、
笑い話になってるといい。ほんとにそう思うよ。

段ボール27箱。   11/04/01

3/18(金)朝日新聞 避難所からの声

陸前高田13才
「…書きたいこともいっぱいある。ノートがほしい」
茨城県小6
「…UNOとか遊び道具があるといい」

集めることにする。


3/19(土)気心の知れた母友達十数人に
   「家で眠ってる文房具やおもちゃを集めよう」とメール。
3/20(日)前日のメールが想像以上に広まったため
   地元スーパーの店頭で集められるよう、スーパーに依頼。
3/22~25 スーパー店頭で文房具やおもちゃを集める。
3/25(金)被災地の社会福祉協議会に直接電話。
   喜んで使ってくれるとの返事を頂き、ここを送り先に決定。
3/26(土)仕分けして段ボール詰め。
3/28(月)地元の会社が配送を請け負ってくれることに。
3/29(火)地元の会社に搬入。現地に発送。
3/31(木)集めたスーパーにお礼のポスター持ってあいさつ。
4/1(金)荷物が現地に到着。
   配送してくれた地元の会社にあいさつ。

被災地の子ども達を応援したいという気持ちが
ぱんぱんに詰まった、段ボール箱27箱。

内容、

折り紙(段ボール一ついっぱい) かるた26箱、トランプ47こ
シャボン玉、ビニール風船、縄跳び、粘土
クレヨン41箱、ミニクレヨン14、色鉛筆26箱
サインペン、カラーマジック、ボールペンなど
鉛筆(新品)400本以上、消しゴム(新品)100個ほど
筆箱、ぬりえノート29冊、らくがき帳23冊、スケッチブック8冊
学習ノート48冊、大学ノート33冊、女の子向けノート27冊
レターセット、男の子向けおもちゃ(ミニカー、ウルトラマン他)
女の子向けおもちゃ、シュシュ、あやとり、
小さめのふわふわ系ぬいぐるみ、絵本、
かばん、手さげ、袋もの 可愛いミニタオル30枚。

子どもたちからの手紙、たくさん。

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サンタさんはいる。10/12/25

ついおととしのことだ。ついに三男坊(五年生)は衝撃の事実を知った。
いままでプレゼントを持ってきていたのが、
サンタさんではない、ということを。

じゃあ、あのプレゼントも?あのプレゼントも?
あのプレゼントも?
いままでずっと、みんな、かあさんが買ってきてたの?

「うん」
と答えたときの、申し訳なさといったら!

しかしサンタがいないわけじゃない。

たしかあれはレーガン大統領のときだったか、
先進国首脳会議だかエーペックだか国連総会でだったか、
アセアンだったかG8だったか?
(ん~ユネスコがからんでたような気もする)

とにかく決まったのだよ。
「聖ニコラウス(通称サンタクロース)」は
アフリカやらイラクやらの子どもたちだけでとにかく大変だから、
先進国の子どもたちの分は、それぞれの親が負担するということで
各国代表が合意に達した。
いわゆるサンタ過労防止フィンランド会議で議決された「サンタ議定書」だ。
(署名した日本の首相?ちょっと忘れた。確か小泉でしょ?)

なにしろサンタさんは大変だから。


そして私も忙しい。
ツリーを出すのがめんどくさい。
子どもも喜ばない。お友達のうちもどこも出してない。

もう今年は出さない。

でも、
23日あたりになって、急にツリーがないのがさみしくなり、
あわてて一人で飾る…そんなクリスマスがここ数年続いている。

今年から割り切ることに。
「これは、私のためのクリスマスツリー」

私のためのツリーなので、
もう少し大人っぽいオーナメントを増やしていきたい。
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校庭の芝生 10/06/01

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長年小学生の親をしていますが、
こんなに寒い運動会は初めて。
暖かいコーヒーをわけてくれる友人がいて、
本当によかった。

ほんの一角だけなのが残念ですが、
校庭に、こんな感じで芝生があります。
うちのお弁当の指定席は、いつもこの芝生。

これ、
ただの芝生じゃないのよ。
日韓ワールドカップのとき、平塚でどこかの代表が合宿して、
そのとき用意した、ワールドカップ仕様の特別な芝生を、
ワールドカップのあと剥がして、
市内のいくつかの小学校に配布したうちの一つなのです。

白い線のこちらは、普通の地面のはずなんだけど、
芝生が広がりつつあります。
こちらまでは草取りが行き届かなくて、
ご覧の通り、しろつめぐさやらおおばこがはえっちゃってる。

でも、芝生の手入れが大変だったら、
こんな草はらでもいいと思う。
子どもたちが、ここで、はだしになっちゃって、
ころがったり、はねまわったり、
ねころがって空を見たりするのをみてると、
校庭は、(芝生でなくても)
緑のほうがいいような気がする。

やればできる。  10/05/19

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「6人。泊まるから」

と、大学に入学したばかりの次男から電話。
うちの近くで野球部の試合があって朝の集合が早いので、
うちで前泊したいという。

もちろん即答。「むりっ!」

しかし結局
「素泊まり、雑魚寝でいいから~」と
押しかけてきた。

なんだかんだで試合数が増え、
いつのまにか人数もふえ、
結局、三連泊してって、最終日は7人!!
がたいのいい体育会系大学生が7人ってったら、
朝のご飯、12合炊いたのが、きれいに空っぽ~~

でも、
三日間、なんとかひもじい思いもさせず、
軽く湘南観光もしたりして、
みんなにこにこしながら帰ってった。ほんとうにいい子たちだった♪
夜ご飯の会話はほとんど「県民ショウ」で楽しかったし。

うん。
いま私、ほんとうに自分に感心している。

「やればできる」


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